宮浦・武田組 日本勢唯一の金 ボート男子軽量級ダブルスカル

[ 2018年8月25日 05:30 ]

ジャカルタ・アジア大会第7日 ( 2018年8月24日 )

アジア大会ボート男子軽量級ダブルスカルで優勝し、金メダルを手にする宮浦(右)、武田組
Photo By 共同

 22歳の同学年ペアがアジアの頂点に立った。ボート男子軽量級ダブルスカル決勝は、宮浦・武田組が7分1秒70で逃げ切りこの競技日本勢唯一の金メダルを獲得。宮浦は「勝ちたい、ではなく勝たなきゃいけないとプレッシャーをかけ続けた」と胸をなで下ろした。

 シニアの世界選手権(9月、ブルガリア)代表はフランス合宿中。U23世代から今年4月に選出されてペアを結成した2人だが、前半型の武田と後半型の宮浦が長所を生かし合い、ラスト500メートルでは韓国の猛追をしのいだ。他国はシニアのトップが出場。武田は「自分たちのリズムでいけた」と胸を張った。

 東京五輪まで2年。越えるべき壁はたくさんあるが、宮浦は「全力でトレーニングしていく」と30歳前後がピークとされるこの種目での五輪出場を誓った。

続きを表示

2018年8月25日のニュース