青木 単独首位浮上「大谷ノート」の効果てきめん 連日60台

[ 2018年8月25日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース第2日 ( 2018年8月24日    北海道 小樽CC=6628ヤード、パー72 )

ニトリ・レディース第2日 13番、青木はバーディーパットを外し苦笑い(撮影・西川 祐介)
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 2位から出た青木瀬令奈(25=三和シヤッター工業)が6バーディー、2ボギーの68をマークし、通算8アンダーで単独首位に立った。春先から始めた「自分ノート」では、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(24)の高校時代の目標達成シートを参考にするなど意識改革が徐々に浸透。ツアー2勝目に手応えをつかんだ。有村智恵(30=日本HP)も68で回り、通算7アンダーで1打差の2位につけた。

 徐々に風雨が強まる午後スタートでも、青木は冷静にスコアを伸ばした。3つ伸ばして迎えた10番でボギーとしたが、11、12番で5、6メートルを沈め連続バーディー。首位に浮上し「強い風の中で重心を低くして打てたのが良かった。(難しい)小樽で2日間60台は自信になります」と満足げだった。

 プレーが良くても結果が出なかった春先に、「自分ノート」を作成し、思いついたことを書き留めた。エンゼルス・大谷が花巻東(岩手)時代に作成した目標設定シートを参考にしたという。トップに立つのは初優勝した昨年のヨネックス・レディース以来。「天候が心配ですが、優勝争いができる位置でプレーできたらいいな」と週末を見据えた。

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2018年8月25日のニュース