セーリング女子470級 吉田愛、吉岡美帆組が初の世界一 東京五輪メダル候補に名乗り

[ 2018年8月11日 05:30 ]

セーリングの世界選手権女子470級で初優勝し、金メダルを掲げる吉田愛(左)と吉岡美帆=オーフス(国際セーリング連盟提供・共同)
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 4年に1度開催されるセーリングの世界選手権は9日、デンマークのオーフスで行われ、女子470級で吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)が初優勝を果たした。日本連盟によると、この種目を日本勢が制するのは五輪を含めて初。東京五輪のメダル候補に名乗りを上げた。

 7日までの7レースを終えて総合成績でトップに立ち、上位10艇による最終レースは5着に入り、逃げ切った。吉田は「表彰台に上がることを目標としていたので、達成できてうれしい」と喜び、吉岡は「愛さんと東京でも金メダルを目指す」と力を込めた。

 全長4・7メートルの2人乗り小型ヨットで争う470級は日本で最も盛んな種目。37歳の吉田(旧姓近藤)は北京から3大会連続で五輪に出場した経験を持つ。吉岡は27歳で、2人は16年リオ五輪で5位だった。

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2018年8月11日のニュース