日大チアパワハラ問題 女子部員の代理人 監督解任に「理由明らかでない 調査結果を見て対応を検討」

[ 2018年8月11日 05:30 ]

 日大応援リーダー(競技チアリーディング)部に所属する女子部員が大野美幸監督からパワーハラスメントを受けた問題で、女子部員の代理人弁護士が取材に応じた。日大が大野監督の解任を発表したことについて「理由が必ずしも明らかではない。(日大の)人権救済委員会の調査結果を見た上で対応を検討する」と述べた。

 日大は同大の人権救済委員会で本件の調査を進めているとしたが、代理人弁護士は「監督のパワハラがすでに認定されていることは確認している。認定以降に、調査等については何も聞いていない」と明かした。今後については「一番重要な点は当該女子部員の名誉の回復。そのための事実上および法律上可能な対応を行う」とした。

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