20年に「大相撲beyond場所」開催 世界にアピール好機

[ 2018年8月3日 05:30 ]

日本相撲協会の八角理事長(右手前)、尾車親方(同奥)との意見交換に臨む鈴木五輪相(左手前)ら
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 鈴木俊一五輪相は東京・両国国技館で日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)らと意見交換を行い、20年に「大相撲beyond場所」を開催することが内定した。同イベントは、20年以降を見据えたレガシー創出に資する文化プログラム「beyond2020プログラム」の一環として16、17年に続いて開催するもので、鈴木五輪相からの要請を受けた八角理事長が「相撲協会としても世界にアピールするチャンス。全面的に協力させていただきたい」と快諾した。開催時期は8月9日の五輪閉会式から25日のパラリンピック開会式の間に国技館で行う見通しだ。

 98年長野冬季五輪開会式では横綱・曙が土俵入りを披露。今回、開会式などへの協力要請があった場合について、尾車事業部長(元大関・琴風)は「光栄なこと。前向きに考えたい」と述べた。

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2018年8月3日のニュース