錦織、お得意ヤングにストレート勝利「最後まで集中できた」

[ 2018年8月3日 05:30 ]

テニス シティ・オープン ( 2018年8月1日    米・ワシントン )

男子シングルス2回戦で脚の間からリターンする錦織圭
Photo By 共同

 男子シングルスで世界ランキング20位の第7シード、錦織圭(日清食品)は初戦の2回戦で同234位のドナルド・ヤング(米国)を6―3、6―4で下した。2日(日本時間3日)の3回戦では第9シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。男子ダブルス1回戦でマクラクラン勉、イワン・ドディグ(クロアチア)組は8強入り。女子ダブルスで昨年優勝の青山修子(近藤乳業)レナタ・ボラコバ(チェコ)組は準々決勝で敗れた。

 錦織はツアーで過去6戦全勝のヤングにストレート勝ちし「最後まで集中していいテニスができた」と上機嫌だった。第1サーブは68%と高い成功率。左利きの相手のバック側を狙う戦術が奏功。計8本のエースを奪い「エースの数もいつも以上にあった」と満足そうだった。

 今大会は遅延行為の防止策として、審判員がコールした後から次のサーブまで25秒以内に打つ「ショットクロック」が導入され、電光掲示板に残り秒数が表示される。初めて体験した錦織は「時間に追われている感じで気になった」と打ち明けた。サーブは今後も冷静さが求められそうだ。

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2018年8月3日のニュース