リオ金タカマツまさか3回戦敗退…初出場のナガマツに金星献上

[ 2018年8月3日 05:30 ]

バドミントン 世界選手権第4日 ( 2018年8月2日    中国・南京 )

女子ダブルス3回戦 高橋、松友組を破った松本(右)、永原組
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 各種目の3回戦が行われ、女子ダブルスでリオデジャネイロ五輪覇者で前回銅メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が初出場の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)に0―2(13―21、15―21)で敗れる波乱があった。前回銀メダルの福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)と米元小春、田中志穂組(北都銀行)は順当に勝ち上がった。女子シングルスで第2シードの山口茜(再春館製薬所)と2連覇を狙う奥原希望(日本ユニシス)は準々決勝に進んだ。男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)や同ダブルスで昨年銅メダルの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)は8強入りした。

 大舞台で大仕事をやってのけた。女子ダブルスで永原と松本の「ナガマツ」が長身を生かした攻撃で、五輪女王ペア「タカマツ」に完勝した。ともに22歳で、松本が1メートル77、永原が1メートル70。松友が前衛、高橋礼が後衛に入るタカマツの形を簡単につくらせないように意識してストレート勝ちし、国際大会での対戦成績を3勝1敗とした。初出場でのメダル獲得へあと1勝。永原は「安心しないで、優勝を目指す」と気を引き締めた。

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2018年8月3日のニュース