ラグビー日本代表マフィは出廷せず 現地裁判所が被害者との接触認める

[ 2018年8月3日 11:38 ]

 遠征先で同僚選手に暴行した疑いで一時身柄を拘束されたスーパーラグビーのレベルズ(オーストラリア)所属の日本代表FWアマナキ・レレイ・マフィ選手(28)の審問が3日、ニュージーランド南島ダニーディンの裁判所であり、保釈中のマフィ選手本人は日本に滞在しているため出廷しなかった。ニュージーランドのメディアが伝えた。

 審問で弁護士は、被害者との接触を認めるよう裁判所に要請。裁判官は担当刑事が立ち会うことを条件にこれを認めた。被害者と直接話し合うことで解決の糸口を見つけたい考えとみられる。次回の審問は2週間後に開かれる。

 マフィ選手は7月14日にニュージーランドでの試合に敗れた後、チームメートと口論になり、けがを負わせたとして拘束された。同16日に出廷し、被害者と一切連絡を取り合わないことを条件に保釈が認められた。

 マフィ選手は7月19日に日本に帰国。レベルズは、チームの規律に違反したとして2人に1万5千豪ドル(約123万円)の罰金を科した。(共同)

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2018年8月3日のニュース