奈紗、3オーバー発進 出だしで痛恨3連続ボギー 立て直せず

[ 2018年8月3日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー 全英リコー女子オープン第1日 ( 2018年8月2日    ロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC=6585ヤード、パー72 )

第1ラウンド、2番でティーショットを放つ畑岡奈紗
Photo By 共同

 メジャー第4戦が開幕し、午前スタートの畑岡奈紗(19=森ビル)は出だしの3連続ボギーが響き、2バーディー、5ボギーの3オーバー、75で初日を終えた。上原彩子(34=モスバーガー)も、1番でトリプルボギーを叩き、4オーバーの76。横峯さくら(32=エプソン)は、1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバー77と出遅れた。

 いきなりの試練に見舞われた。1番パー3。畑岡はティーショットを左手前のバンカーに打ち込むと、4メートルのパーパットがカップの縁に止まってボギー。2、3番もボギーとする最悪の出だしとなった。

 それでも10番までパーセーブし、迎えた11番パー5。約6メートルの下りのパットがカップに吸い込まれ、この日初のバーディーを奪う。14番では2打目がピン右80センチにつけてバーディー。一時は1オーバーまで挽回したが、最後までショットが不調で苦しんだ。終盤にスコアを2つ落とし、3オーバーに終わった19歳は「出だしからティーショットが安定せずに3連続ボギーでスタートし、立て直せずに終わってしまった」と振り返った。

 前週のスコットランド・オープンでリンクスに初挑戦して59位。海風によって難度が極端に変わるコースに手を焼いた。「あれだけ風が吹いたのは久しぶり。経験しておいて良かった」。悔しい思いは無駄にはしない。

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2018年8月3日のニュース