関学大QB父・奥野氏「収束させたい」と本音も…日大対応には不信感「遅すぎる」

[ 2018年5月30日 11:29 ]

奥野康俊氏
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 日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質タックルで負傷した関学大QBの父で大阪市議の奥野康俊氏(52)が30日、関東学生アメリカンフットボール連盟が日大の内田正人前監督(62)、井上奨前コーチ(30)らの処分を発表したことを受け、自身のツイッターを更新。いまだに第三者委員会が立ち上がっていない日大側の対応に疑問を投げかけた。

 奥野氏は「昨日の関東学生連盟の会見で、一定の区切りがついたと思われます」とし、「しっかりと真実を語ってくれた日大のアメフト部員に感謝をいたします」と声明文を出した日大アメフット部の選手たちに感謝。そんな中でも「日大が今から第三者委員会を立ち上げるとのことですが、遅すぎるように感じます。警視庁、捜査機関の捜査も入る中、どのように結論を出されるのか懸念いたします」と日大側の対応の遅さに首をひねった。

 さらに「この問題には、深い根があると、記者会見でもお話しし、予測はしていましたが、やはり、理事長まで話がおよび出しました。黒い噂もある、そういうメール、写真もも頂いております。大丈夫でしょうか」としつつ、「息子は、怪我も回復し、試合にも復帰できたので、関学チームや、ご協力頂いております皆さんに対する影響も含め、もう、収束させたいのが本音です」と父親としての本音ものぞかせた。

 ただ、市議という立場でもあることから「一方で、政治に携わる立場で、看過できないのも事実であり、日大関係者から、そこの追求をしてほしいというメールを頂いているのも事実です」と締めくくった。

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2018年5月30日のニュース