新大関・栃ノ心の口上に師匠・春日野親方「滑舌がちょっと。でも頑張った」

[ 2018年5月30日 10:01 ]

大関昇進の伝達を受け、笑顔で春日野親方(右)と乾杯する栃ノ心
Photo By 共同

 日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇・栃ノ心(30=春日野部屋)の大関昇進を満場一致で決めた。栃ノ心は在籍する都内の春日野部屋で行われた昇進伝達式で「親方の教えを守り、力士の手本となるように稽古に精進します」という口上に決意を込めた。

 ジョージア出身初となった大関は、名古屋場所で今年初場所以来となる2度目の優勝を目指す。師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)は「よく頑張ったと思います。稽古で上がってきた力士」と称えた。口上には「滑舌がちょっと…。でも、精いっぱい頑張ったと思います」と笑顔を見せ、親方の言葉が入ったことには、「うれしいけど、私の意図したことではない」と照れ笑いした。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月30日のニュース