日大悪質なタックル問題でオープン戦3試合中止 3大学から要請

[ 2018年5月14日 18:34 ]

 関東学生アメリカンフットボール連盟は14日、春季オープン戦で予定されていた日本大の3試合を中止すると発表した。関西学院大との定期戦で日大の選手が悪質な反則行為をしたことを受け、20日の法政大戦、6月9日の東京大戦、同10日の立教大戦が行われないことになった。3大学から連名で日大との試合中止を求める文書が送られてきたという。

 連盟は反則を犯した選手の対外試合出場禁止処分を10日に発表。規律委員会を設置し、当該選手と、厳重注意処分とした内田正人監督から聞き取り調査を行い、追加処分を検討する予定。

 関学大との定期戦は6日に東京都内で行われた。日大の選手はパスを投げ終えて数秒が経過し、無防備だった関学大のクオーターバックに背後から激しくタックルした。公式規則の「(無防備な選手への)ひどいパーソナルファウル」に該当すると判断された。

 日大は名門校で昨年12月の全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」で関学大を下し、27年ぶりの優勝を遂げた。

続きを表示

2018年5月14日のニュース