白鵬 危なげなく玉鷲下し白星発進「前に出られていい相撲」

[ 2018年5月14日 05:30 ]

大相撲夏場所初日 ( 2018年5月13日    両国国技館 )

白鵬(中央手前)はおそろいの五輪浴衣を着てポーズを作る 
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 白鵬は玉鷲を危なげなく退け、白星発進した。左で張って攻め込み、相手との距離ができた中盤は両腕を広げて「さあ来い」のポーズ。冷静に動いて怪力を仕留めると、「張り差しから形をつくっていった。(途中)多少、間があったけど前に出られていい相撲」と納得の表情を見せた。

 立ち合いで見せたのは横綱審議委員会から“注文”が付いていた張り差し。だが、阿武松審判長は「張り差し自体は大丈夫だと思う。そこに肘を合わせてエルボー気味なのが問題」と述べた。

 羽織った紅白の浴衣には、綱の五輪マークと2020の数字が描かれている。配布用も含め1000着を用意。「常に目の前にあれば自然と(五輪を)意識する」。夢は東京五輪での土俵入り。志高く前へと進む。

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2018年5月14日のニュース