旭大星「うれしいです!」 道産子7295日ぶり幕内白星

[ 2018年5月14日 17:09 ]

大相撲夏場所2日目 ( 2018年5月14日    両国国技館 )

 92年初場所の立洸(たつひかり=斜里町出身)以来、26年ぶりに北海道出身力士として新入幕を果たした旭大星(友綱部屋、旭川市出身)が安美錦を下し、待望の初白星を挙げた。

 開口一番「うれしいです!」と笑顔。北海道出身力士の幕内勝利は98年夏場所千秋楽の北勝鬨以来7295日ぶりとなった。「そんなに(長かった)ですか!」と驚いた顔を見せた。

 「下手投げでまわしを切ろうとしたところで勝手に足が出ていました」と鮮やかな裾払いを解説。柔道で培われた足技で「若い衆の頃から相手をしてもらっていた」という憧れの先輩を転がした。「連勝したいです」。元気よく話した28歳が相撲王国復権の幕開けを告げた。

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2018年5月14日のニュース