連勝目指すサンウルブズ 守備のキーワードは「網走監獄」

[ 2018年5月14日 18:33 ]

19日のストーマーズ戦に向けて練習を再開し、締めの雄叫びを上げるサンウルブズの選手たち
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 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズは14日、東京都内で19日のストーマーズ戦(香港)に向けて練習を再開した。12日のレッズ戦(秩父宮)ではチーム歴代最多得点(63点)を記録し今季初勝利。次戦はSR参入3年目で初の連勝が掛かる中、普段以上に明るい雰囲気での練習を終えたWTB山田章仁(パナソニック)は「勝ちは大きいですね。コーチ陣の機嫌がいい」と笑いながらチームの雰囲気を説明した。

 ストーマーズ戦はホーム扱いで、香港では初のSR公式戦となる。気温30度超えの蒸し暑い環境下での一戦となりそうで、共同主将のSH流大(サントリー)は「いい足跡を残せる。暑いしチャンスだと思う。(暑さを)アドバンテージにしたい」と目論む。12日の試合後は他の選手がロッカールームで祝杯を上げる中、その後に車を運転することになっていたため「ペプシ(コーラを)飲みました」という共同主将は「勝ったがまだまだ課題がある。勘違いするのではなく、100%の準備をしないと次の試合も勝てないと(ミーティングで)言った」と手綱を締め直したことを明かした。

 午後の屋外練習では攻撃や守備の形を確認。ディフェンスでは担当のスコット・ハンセン・コーチが「網走監獄」をキーワードに挙げて連係を確認した。プロップ浅原拓真(東芝)は言葉の真意について「網走監獄に(相手を)ぶち込む。あるエリアに閉じ込める。そういうマインドでやろうということ」と説明。レッズ戦同様の堅守速攻で今季2勝目を目指す。

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2018年5月14日のニュース