日本、重圧はねのけコリア撃破!涙の石川「何度も心が折れそうになった」

[ 2018年5月4日 20:55 ]

卓球・世界選手権団体戦第6日 ( 2018年5月4日    スウェーデン・ハルムスタード )

女子準決勝 南北合同チーム「コリア」戦の第2試合でキム・ソンイに競り勝ち、感極まる石川佳純
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 女子準決勝で日本は、韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」を3―0で撃破し、5日の決勝に進出。第2試合でフルゲームの死闘を制した主将の石川佳純(全農)は試合後、目に涙を浮かべながら激闘を振り返った。

 3日に急きょ結成された「コリア」。試合前は「自分たちのプレーをすることに変わりはない」と語っていた石川だったが、「私たちにとっては予想していなかったハプニング。予想していなかったチーム編成で戦うことになって、やはりプレッシャーは感じていた」と胸の内を打ち明けた。

 それでも激闘の末に勝利を収め、「日本チームの団結力をさらに強められたし、しっかりとそれを見せつけることができた」と手応え。フルゲームにもつれ込んだ自身の試合について「何度もアンラッキーが続いて心が折れそうになったけど、なんとか勝ててよかった」と振り返った。

 伊藤美誠(スターツ)は主将の戦いぶりに「アンラッキーが何本も続いたのに勝てるのは本当の強さだと思った」と感服。平野美宇(日本生命)も「さすがだと思った。少しでもキャプテンの重荷を分けてあげられるようにしたい」と気遣っていた。

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