川内「危ない感じでした」あまりの暑さに噴水で水浴び チビッ子仰天

[ 2018年5月4日 14:55 ]

2位相当のタイムでゴールしたゲストランナーの川内
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 陸上男子マラソンの川内優輝(31=埼玉県庁)が4日、埼玉県春日部市で行われた春日部大凧マラソンのハーフマラソンの部にゲストランナーとして出場。2位相当の1時間5分45秒でゴールしたものの、折からの暑さにダウン。「結構水をかぶらないと危ない感じでした」とレース後は公園内の噴水に頭から顔を突っ込む独特の“暑熱対策”で体を冷やし周囲を驚かせた。

 春日部の気温は22度まで上がるなど、暑さが苦手な川内にとっては厳しい条件だった。いつものように完全燃焼したゴール後は優勝者に抱えられながら、救護テントへと運ばれた。

 数分後にテントから出ると控え室へ戻る途中に噴水を見つけた川内は一心不乱に水の中へ。吹き上がる水を心地よさそうに浴びると、「ハーフだからあのくらいで済んだ。フルマラソンだったら危なかったですよ」と苦笑いしていた。噴水付近で遊んでいた子どもたちはボストンマラソン優勝者の突如の来訪に仰天。頭を冷やす王者に向かって「川内〜!」などと呼びかけていた。

 「水を浴びて元気になりました」。あす5日も札幌でハーフマラソンに出場。札幌は雨も予想されているだけに、低温かつ雨天だったボストンマラソンを彷彿とさせる気候に「北海道は涼しいと聞いている。雨も最高のコンディションですね」とこちらは笑みを浮かべていた。

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