昨年の韓国の賞金女王・李晶恩 日本ツアー初参戦も通算5アンダーまで伸ばす

[ 2018年5月4日 15:04 ]

 女子ゴルフの国内メジャー第1戦・ワールドレディース・サロンパス杯は4日、茨城県つくばみらい市の茨城GC西Cで第2日が行われ、1打差の4位で出た昨年の韓国の賞金女王・李晶恩(イ・ジョンウン、21=韓国)が68で回り、通算5アンダーまでスコアを伸ばした。

 3番パー5で残り76ヤードの3打目を58度のウエッジで1メートルにつけバーディーを先行させた。5番で1メートル、6番では5メートルを沈めるなどショット、パットともに好調で5バーディー(1ボギー)を奪った。

 「きょうは天気が良かったのでやりやすかった。ショットの調子が戻ってきたのでバーディーが取れた」と笑顔で振り返った。

 昨年韓国ツアーで4勝を挙げ初の賞金女王に輝いた。15年にプロ転向したが、韓国には同性同名の選手が既に5人いたため「イ・ジョウン6」で登録。約1500人いるというファンクラブの名称もそこから取って「ラッキーシック」と命名している。「6は大好きです。私のことを(ファンは)愛着を込めて“シックス”と呼んでくれるし、ボールにもキャディーバックにも6が入っています」と笑う。ウエアにも“ラッキーシックス”のラインが入っているとお気に入りだ。

 父親の後輩がティーチングプロだった縁で8歳でゴルフを始めた。だが、金銭面の理由で中学時代はゴルフから一時遠ざかっていた。高校時代にレッスンプロを目指して練習を再開したところ運良くツアープロの道が開けたという。現在は韓国体育大学4年の学生プロでもある。

 日本ツアーはこれが初参戦。決勝ラウンドは好位置で迎えることになったが「自分のプレーに集中して、決勝も予選と同じ気持ちでプレーしたい」と気を引き締めていた。 

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2018年5月4日のニュース