陸上長距離でのプロとは 大迫は15年に転向から昨年初マラソン3位

[ 2018年4月20日 05:30 ]

 陸上長距離では実業団に所属せず、スポンサー収入や賞金で活動する選手を一般的に「プロ」と呼ぶ。実業団チームは駅伝が最大の目標で、マラソンやトラックなどの個人競技に専念することは難しいが、プロになれば社業もなく、個人の競技に集中できる。川内のように公務員を辞めてプロを宣言するのは異例だ。

 女子では五輪メダリストの有森裕子、高橋尚子がプロを名乗って活動した。男子では大迫傑が15年3月に日清食品を退社してプロ活動をスタート。米国オレゴンを拠点に練習し、初マラソンの昨年のボストンで3位になるなど結果を残し、同11月にはマニュライフ生命とスポンサー契約を結んだ。

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2018年4月20日のニュース