川内に聞く 弟のプロ転向後自己ベスト「うらやましい部分あった」

[ 2018年4月20日 05:30 ]

来年4月からのプロ転向を宣言した川内
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 ――公務員というのが特徴だったが。

 「公務員ランナーという一つのやり方は示せた。次はやりたいことをやろうと思った。マラソンでやりたいことはたくさんある」

 ――転向するきっかけは。

 「(勤務先の久喜高の)100周年事業が終わると異動になると思う。そのタイミングでと考えた」

 ――弟・鮮輝の影響は。

 「プロランナーでうらやましい部分があった。自分が仕事に行かなければいけない時間に治療に行っていたり、より多くの練習をやっていたり合宿を組んだり。そういう姿を見て自分はこのままでいいのかと」

 ――プロ転向する上で相談は。

 「資金さえあれば何とかなると思っている。ボストンの賞金で何年かはやれる。結果が出なかったらどんな仕事でも働きます」

 ――東京五輪はどう考える。

 「現時点ではそこまでの自信が持っていない。ボストンで勝ったのも自分にとって最高のコンディション(悪天候)だったから。環境が変わってどうなるか」

 ――今から出勤したら大変なことに。

 「仕事はたまっていると思う。あと1年そういう環境でやり抜くのが大事。言い訳せず、来年4月からは思う存分やりたい」 

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2018年4月20日のニュース