76ersが敵地でヒートに快勝 11試合ぶり復帰のエンビードが23得点

[ 2018年4月20日 11:45 ]

11試合ぶりに復帰した76ersのエンビード(AP)
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 NBA東地区全体3位の76ersは19日、敵地マイアミで6位のヒートを127―108(前半63―64)で下して2勝1敗。地元フィラデルフィアでの第2戦(16日)は103―113で落としたが、敵地で白星を挙げて1回戦のホーム・アドバンテージを奪い返した。

 第3戦では、左眼窩底骨折で3月28日のニックス戦以後、戦列を離れていたセンターのジョエル・エンビード(23)が11試合ぶりに復帰。30分の出場で3点シュートを4本中3本成功させ、チーム最多の23得点と7リバウンド、4アシストを記録し、チームは第4Qで32―14と圧倒して勝利を収めた。

 エンビードは骨折個所を保護するためにフェースマスクを装着して出場。第4Qの6分41秒〜8分28秒の1分47秒間には3点シュートを含めて7得点を1人で稼いでヒートを突き放した。

 ヒートはゴラン・ドラギッチ(31)が23得点をマークしたものの、土壇場でリズムを失って苦杯。ベンチから出たジャスティス・ウィンズロー(22)が今季自己最多の19得点をマークしたが、すべて前半での得点で、コートに出ている間のチームスコアは全選手ワーストのマイナス27点だった。

 第2戦で28得点を稼いだドウェイン・ウェイド(36)は25分の出場で8得点止まり。第3Qまでは善戦したが、第4Qで軸になる選手がいなかった。

 なお試合前には18日に亡くなったスパーズのグレグ・ポポビッチ監督(69)のエリン夫人(享年67)を追悼するために黙とうが捧げられた。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=76ers(50・6%)、ヒート(45・2%)

 ▼3点シュート成功率=76ers(52・9%)、ヒート(48・5%)

 ▼FT成功率=76ers(75・7%)、ヒート(74・3%)

 ▼リバウンド=76ers(41)、ヒート(35)

 ▼アシスト=76ers(28)、ヒート(26)

 ▼ターンオーバー=76ers(2)、ヒート(15)

 ▼速攻ポイント=76ers(7)、ヒート(20)

 ▼ペイント内ポイント=76ers(36)、ヒート(22)

 ▼ベンチスコア=76ers(44)、ヒート(44)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=エンビード(76ers=23)、ドラギッチ(ヒート=23)

 ▼チーム最多リバウンド=シモンズ(76ers=12)、ウィンズロー(ヒート=10)

 ▼チーム最多アシスト=シモンズ(76ers=7)、ドラギッチ(ヒート=8)

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