ペリカンズ3連勝 ホームでもトレイルブレイザーズに快勝 ミロティッチ30得点

[ 2018年4月20日 13:18 ]

デービスとハイタッチを交わすペリカンズのミロティッチ(AP)
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 NBA西地区6位のペリカンズは19日、地元ニューオーリンズで3位のトレイルブレイザーズを119―102(前半64―45)で退けて3戦全勝。2008年の1回戦(対マーベリクス=4勝1敗)以来、10年ぶりのシリーズ突破にあと1勝と迫った。

 シーズン途中でブルズから移籍してきたフォワードのニコラ・ミロティッチ(27)がフィールドゴール(FG)を15本中12本成功させてプレーオフ自身20戦目で最多の30得点をマークすれば、アンソニー・デービス(25)も28得点、11リバウンド、2ブロックショットを記録。センターのディマーカス・カズンズ(27)がアキレス腱断裂で戦列を離れているが、フロントコート陣の踏ん張りで勢いに乗ってきた。

 バックコート陣も活躍。先発に定着しているライジョン・ロンド(32)が16得点、11アシストを稼ぎ、ジュルー・ホリデー(27)も16得点と7アシストをマーク。地区第6シードながら第3シード相手に2試合連続で2ケタ点差をつけた。

 トレイルブレイザーズは大黒柱のダミアン・リラード(27)が第2戦同様にペリカンズの執ようなマークにあって四苦八苦。FGは14本中5本しか決められず、35分出場しながら20得点にとどまった。FG成功率は今季43・9%だったが、このシリーズでは初戦から26・1%→38・9%→35・7%。シュートを楽に打たせてもらえない状況が続いている。

 なお第4戦はこの日と同じニューオーリンズで21日(日本時間22日)に行われる。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=ペリカンズ(52・9%)、トレイルブレイザーズ(46・3%)

 ▼3点シュート成功率=ペリカンズ(40・7%)、トレイルブレイザーズ(29・0%)

 ▼FT成功率=ペリカンズ(84・2%)、トレイルブレイザーズ(76・0%)

 ▼リバウンド=ペリカンズ(38)、トレイルブレイザーズ(44)

 ▼アシスト=ペリカンズ(27)、トレイルブレイザーズ(19)

 ▼ターンオーバー=ペリカンズ(13)、トレイルブレイザーズ(24)

 ▼速攻ポイント=ペリカンズ(32)、トレイルブレイザーズ(13)

 ▼ペイント内ポイント=ペリカンズ(62)、トレイルブレイザーズ(50)

 ▼ベンチスコア=ペリカンズ(25)、トレイルブレイザーズ(29)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ミロティッチ(ペリカンズ=30)、マッカラム(トレイルブレイザーズ=22)

 ▼チーム最多リバウンド=デービス(ペリカンズ=11)、アミーヌ(トレイルブレイザーズ=8)

 ▼チーム最多アシスト=ロンド(ペリカンズ=11)、ハークレス(トレイルブレイザーズ=4)

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