貴親方、一門返上「受け入れていただいた」 無所属も視野に

[ 2018年4月20日 05:30 ]

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 大相撲の貴乃花親方(元横綱)が19日、東京都江東区の貴乃花部屋で取材に応じ、自身が立ち上げた貴乃花一門から「貴乃花」の名称を外すように申し入れ、了承されたことを認めた。今月に一門の親方衆が集まった会合で「私の名前のある一門は返上したいので、ご検討くださいと言った。滞りなく受け入れていただいた」と明かした。今回の決断については「師弟ともども足腰を強くして、一部屋としてやっていこうという決意」と説明した。

 元日馬富士の傷害事件が発覚して以降、貴乃花親方は日本相撲協会との対立姿勢を鮮明にした。1月には理事解任となり、3月には協会への出勤義務を果たさなかったことなどで2階級降格の処分を受け、平年寄となった。一門の親方に迷惑をかけたという思いは強く、一門から離脱して無所属となることも視野に入れている。全ては一門の決定に委ねたいという考えもあり、この日は「他の親方の意向もあるので。私が明言する立場ではない」と話すにとどめた。

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2018年4月20日のニュース