【17位・東京国際大】30歳1年生渡辺、重み感じて区間7位

[ 2018年1月4日 05:30 ]

第94回箱根駅伝復路 ( 2018年1月3日    箱根・芦ノ湖~東京・大手町、復路5区間109・6キロ )

7区へ走り出す東京国際大・渡辺
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 30歳のオールドルーキーが箱根路を全力で駆けた。東京国際大の7区は、当日の選手変更で渡辺和也(1年)が担った。1時間5分20秒で区間7位。「緊張すると思ったけど、予選会の方が緊張した。個人(のレース)と違って、一人一人の重みを感じた」と淡々と振り返った。

 実業団の四国電力時代の11年に世界選手権5000メートルの出場経験を持ち、日清食品グループを退社して昨春に入学。指導者になるという目標を持ち、人間社会学部で教育心理学などを学ぶ。

 入学後には、体重がベストよりも7キロも重い62キロで、負担がかかり右膝を故障したこともあるが、たどり着いた夢舞台で完全燃焼した。

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2018年1月4日のニュース