白井健三 18年のテーマは「魅」その理由は…

[ 2018年1月4日 18:25 ]

今年の一言を「魅」と記した白井                                       
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 体操男子の白井健三(21=日体大)が4日、神奈川県横浜市で18年のチーム初練習を行った後、取材に応じた。

 17年は世界選手権で床運動と跳馬を制しただけでなく、個人総合でも銅メダルとオールラウンダーとしても飛躍。「個人総合としての白井健三のイメージはついていると思うので、それをいい方に働かせて、勢いのある演技を今年もしていきたい」と気合を入れる18年。テーマとなる漢字を問われると、少し考えて「魅」を選択した。

 「体操は採点競技だけど、点数じゃない魅力が絶対どこかにある。そういったところを引き出せる体操を自分はしている。点数の裏に隠れたスタイルを見せられるようにしていきたい」

 畠田監督によると今季初戦には3月3日のアメリカン・カップ(米イリノイ州シカゴ)を予定。個人総合でシーズンをスタートするのは初めてで、4月14日には東京で開催されるW杯(個人総合)にも出場する方向。その後、全日本選手権、NHK杯を戦い、世界選手権(10月、カタール・ドーハ)の代表入りを狙う。

 「いつ試合に出てもいいように調整していきたい。まずは世界選手権の代表に入ることが目標」と白井。ダイナミックな攻める体操で、世界を魅了する。

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2018年1月4日のニュース