大阪桐蔭も強い 2度目4強、松山ブラザーズ弟千大ダメ押しT

[ 2018年1月4日 05:30 ]

第97回全国高校ラグビー準々決勝   大阪桐蔭29―10国学院久我山 ( 2018年1月3日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<大阪桐蔭・国学院久我山>準決勝進出を決め、歓喜にわく大阪桐蔭フィフティーン
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 後半26分、相手守備陣をかいくぐった松山ブラザーズの弟、CTB千大(ちひろ)がインゴールに飛び込みガッツポーズした。ダメ押しトライで29―10と点差を広げ、大阪桐蔭は13年度以来2度目の準決勝進出。兄のSH将輝(ひかる)は試合をコントロールし「2人で出る花園は最後。大阪桐蔭の最高成績を超えられて感謝です」と笑った。長男の元太(大体大)は15年度に8強。大会前「2人で超えてほしい」とエールを送られていたが、見事に期待に応えた。

 夏場は1日おきに、練習グラウンドまでの山道を約30分かけてランニングするなど体力強化。その成果を発揮し、上山主将も「あの2カ月弱は本当に走った」と胸を張った。次の相手は4年前と同じ桐蔭学園。将輝は「“桐蔭”は大阪桐蔭の方が強いことを知ってもらいたい」と宣言した。

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2018年1月4日のニュース