大相撲巡業　過熱気味の報道で取材エリアなどに制限

　７日に大分県宇佐市で行われた大相撲の巡業で、過熱気味の報道により、取材エリアなどに制限が加えられた。

　３日からスタートした冬巡業では、１０月下旬に起こった元横綱・日馬富士による平幕・貴ノ岩（貴乃花部屋）への暴行事件を受けて報道はヒートアップ。４日に長崎県の離島、五島市で行われた巡業では、ある飲食店従業員が「いきなりカメラを向けて店に入ってくる。名刺も出さずに“撮影させてほしい”と。常識をわきまえて」と苦言を呈していた。

　また、相撲協会関係者によると、前日６日の福岡県直方市で行われた巡業の取材でも問題があったようだ。一部報道陣が夜間に一般の自宅へ行き、取材対応を要請したという。