「サプライズ」も用意!?太田雄貴会長「就任から一番時間を割いて準備してきた大会」

[ 2017年12月7日 16:12 ]

 フェンシングの全日本選手権(東京・駒沢体育館)は7日に開幕し、男子フルーレの五輪2大会連続銀メダリストで日本フェンシング協会の太田雄貴会長(31)と有力選手が会見を行った。

 競技の普及と発展を目指し、8月の就任以来、さまざまな取り組みを行ってきた太田会長。昨年までは各日に予選と決勝が混在し、観客の拘束時間が長かったが、今大会では全6種目の決勝を最終日(10日)に集め「就任から一番時間を割いて準備してきた大会。たくさんのお客さんによりよい環境で見ていただきたい。10日はフェンシングが大きな一歩を踏み出す瞬間」と期待を込めた。

 決勝では、11月の高円宮杯ワールドカップで取り入れたLED照明を使った演出などが行われる予定。詳細は明かさなかったが、表彰の際のプレゼンターなど「サプライズ」も用意しているという。

 男子フルーレの世界選手権銀メダルで世界ランキング12位の西藤俊哉(20=法大)は「シンプルに日本一の称号がほしい。初優勝し、20年の東京五輪への一歩としたい」と意気込み。女子フルーレで連覇を狙う菊池小巻(きくち・こまき、20=専大)は「去年よりレベルアップした自分を見せたい」と闘志を燃やした。

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2017年12月7日のニュース