藍 引退表明後初の米ツアー、奈紗に「自分のスタイル大事に」

[ 2017年6月22日 05:30 ]

練習ラウンドで笑顔で写真に納まる宮里藍(左)と畑岡奈紗
Photo By 共同

 米女子ゴルフのアーカンソー選手権は23日から3日間、米アーカンソー州ロジャーズのピナクルCCで行われる。今季限りで現役を退く宮里藍(32=サントリー)にとって、引退表明後初めての米ツアー参戦で約2カ月ぶりの復帰。20日は畑岡奈紗(18=森ビル)と練習ラウンドを行った。

 宮里は、14歳年下の畑岡と前半の9ホールを回った。ホールアウト後は「楽しかった。彼女は本当によく頑張っている」と刺激を受けた様子だった。

 高校生アマチュアとして日本ツアー優勝を飾って程なくプロ転向と経歴が重なる2人。畑岡は17歳だった昨秋の日本女子オープンで宮里の最年少優勝記録を大幅に更新した。今季は米ツアーに新人として挑戦しているが、出場12戦で決勝ラウンドを戦ったのは4度だけと苦戦している。

 06年から米ツアーを主戦場とした宮里の初優勝は4シーズン目だった。苦しむホープに「すごいポテンシャルがある。自分のスタイルを大事にしてほしい」と期待を込めた。憧れの存在から心構えなどを聞いた畑岡は「移動など大変なことが多いけど、楽しみに変えていきたい」と目を輝かせていた。

 宮里は5月29日に記者会見で今季限りでの引退を表明した。2週前の国内ツアー、サントリー・レディースを26位で終えて再渡米。拠点のカリフォルニア州で調整してからアーカンソー州に乗り込んだ。19日には32歳の誕生日を迎えた。

 5年前のこの大会で米ツアー9勝目を挙げてから優勝がない。引退を惜しむ仲間から声を掛けられることが多く周囲には惜別ムードも漂うが、来週には全米女子プロ選手権も控える。悲願のメジャー制覇を追いかける宮里は「感傷的になることはない。結果を残したい」と表情を引き締めた。

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