高安関昇進の理事会要請へ 審判部、会議経て理事長に

[ 2017年5月28日 13:46 ]

 日本相撲協会で昇進問題を預かる審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)は大相撲夏場所千秋楽の28日、部内で会議を開き、西関脇高安(27)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=の大関昇進を諮る臨時理事会の開催を、八角理事長(元横綱北勝海)に要請することを明らかにした。

 八角理事長も昇進に前向きな意向。理事長が理事会開催を受諾すれば、31日の名古屋場所番付編成会議と臨時理事会を経て「大関高安」が誕生する。理事会で昇進が見送られた例はない。

 高安は14日目までに11勝を挙げ、3場所合計で昇進目安の33勝を上回る34勝をマーク。6場所連続三役で2桁勝利5度の安定感と、力強い突き、押しが評価されている。(共同)

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