同世代の勇太 藍へ「最高の第ニの人生を送って」

[ 2017年5月28日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ディーン&デルーカ招待第2日 ( 2017年5月26日    米テキサス州フォートワース コロニアルCC=7209ヤード、パー70 )

全国中学ゴルフで全国優勝した池田勇太(左)と宮里藍
Photo By スポニチ

 池田勇太(31=フリー)は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算1オーバー、141の33位で予選を通過した。ダニー・リー(26=ニュージーランド)が64をマークして通算6アンダーとし、ウェブ・シンプソン(31)、ケビン・キズナー(33)、スコット・ピアシー(38=いずれも米国)とともに首位に立った。

 池田は、強風の中で耐えた。パープレーで折り返したが、パー3の13番で第1打が突風にあおられて池へ。同じホールで2日連続のダブルボギーを叩いて失速した。それでも気持ちを切らさず14番で5メートルを沈めて取り返し、15番で落とした後も16番で1メートルに付けてバーディー。「後半は“耐え耐え”。1オーバーに後退したのは悔しい」と息をついた。米ツアーで3試合連続予選通過にも「(予選通過は)最低ライン。もっと上を上をと、考えなきゃいけない」と満足はしていない。

 同世代の宮里藍が引退することに関しては「日本ジュニア、中学生の時の全国大会で一緒に優勝した。同級生が引退か。俺は今からどんどん頑張ろうと思っているのに」と寂しそうに話して「今まで以上の最高の第二の人生を送ってほしい。陰ながら応援したい」とエールを送っていた。

続きを表示

2017年5月28日のニュース