太陽誘電逆転勝ち 3番・河野が勝ち越しアーチ

[ 2017年5月28日 05:30 ]

 第50回日本女子ソフトボールリーグ(スポーツニッポン新聞社後援)は27日、栃木県宇都宮市、北海道旭川市、愛知県刈谷市の3会場で第4節第1日の6試合を消化した。昨年2位の太陽誘電は河野美里外野手(32)の勝ち越し2ランでホンダに逆転勝ち。昨年8位のシオノギ製薬は先発の池田美樹投手(24)が伊予銀行を7回3安打に抑える好投で、チームは2勝目を挙げた。

 太陽誘電は3番・河野のひと振りで勝負を決めた。3―3の5回1死二塁。「ライズボールで、進塁させられたらいいと思った」一撃は、そのまま中越えに消えた。初回に1点を先制しながら、エース藤田がその直後に4連打を浴びて逆転を許す苦しい展開。それでも好調な打線が試合をひっくり返した。山路典子監督は「3点はきついかと思ったが、早い回に追いついたので良かった」と苦笑い。殊勲打の河野も「苦しんで勝てたが、こういう戦いでは日本一には遠い」と厳しい顔のままで振り返った。

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2017年5月28日のニュース