桃田賢斗、ストレート勝ちで８強「今はひたむきに打っている」

日本ランキングサーキット大会第２日 （ 2017年5月28日 ）

　バドミントンの日本ランキングサーキット大会第２日は２８日、さいたま市記念総合体育館で行われ、違法賭博問題による無期限出場停止処分が解除された桃田賢斗（２２＝ＮＴＴ東日本）が男子シングルス２回戦で小野寺雅之（早大）を２１―１４、２１―１２のストレートで下し、８強入りした。

　前日、１年２カ月ぶりの復帰戦に快勝。「久しぶりの試合で体に力が入って、朝は少し疲れが残っていて不安があった」と言うものの、強打で主導権を握った。格下の選手相手にも「気持ちに余裕ができたら遊ぶ心あるプレーも必要かもしれないけれど、今はひたむきに１球１球打っている」と全力投球。危なげない試合運びで２試合連続でストレート勝ちした。

　２９日の準々決勝では富岡高の２年後輩の古賀穂（早大）と対戦する。