白井 個人総合で萱と同点初V!跳馬では「シライ2」に挑戦

[ 2017年5月28日 17:27 ]

東日本選手権の個人総合を初めて制した白井
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 体操男子の世界選手権(10月、カナダ・モントリオール)の日本代表・白井健三(20=日体大)が28日、秋田県立体育館で東日本学生選手権に出場し、6種目合計で萱和磨(20=順大)と同点の85・950点で個人総合で初優勝した。

 個人総合では初めて跳馬で「シライ2(伸身ユルチェンコ3回半ひねり)」にアタック。ラインオーバーはあったものの、15・250点をマークし、「(1週前の)NHK杯でも(3回半ひねりを)入れた構成で練習していたので」と話した。

 この日はあん馬からのローテーションで、最終種目の床運動では最後の4回ひねりの着地が大きく乱れた。「まさか僕が体力の問題を考え始めるとは思わなかった。足が出なさすぎてやばいと思った。想像を超えるきつさでした」と振り返り、「体操のことを考えたくないくらい疲れた」と苦笑いを浮かべた。

 団体総合は日体大が2位で、順大が優勝した。女子は日体大の村上茉愛(20)が団体総合、個人総合、種目別4つを完全制覇した。

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2017年5月28日のニュース