20歳阿武咲10勝 敢闘賞の可能性も「それは結果」

[ 2017年5月28日 05:30 ]

大相撲夏場所14日目 ( 2017年5月27日    両国国技館 )

阿武咲(左)が寄り切りで荒鷲を破る
Photo By 共同

 20歳の新入幕・阿武咲が10勝目を挙げた。左四つに組まれたが休まず前に出て、土俵際の右小手投げにもついていって寄り切った。「(2桁勝利の重圧は)なかった。しっかり足を出すことだけを意識した」と目の前の一番に集中して勝ちきった。これで敢闘賞の可能性も出てきたが「それは結果。後から付いてくるもの」と淡々。千秋楽は同じ96年生まれの貴景勝と三本木農高1年時以来5年ぶりの対戦。「絶対当たると思った。自分の相撲を取るだけ」と静かに闘志を燃やした。

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