【服部道子の目】野村敏京 勝因はここ一番のパット集中力

[ 2017年5月2日 07:45 ]

米女子ゴルフツアー テキサス・シュートアウト最終日 ( 2017年4月30日    米テキサス州アービング ラスコリナスCC=6441ヤード、パー71 )

米ツアー3勝目を挙げた野村(AP)
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 野村さんの勝因はここ一番での集中力です。16番でボギーの後、17番ではパーが欲しいという意識がアプローチのミスにつながりました。トリプルボギーでもおかしくない場面でしたが、微妙なダブルボギーパットを決めて望みをつなぎました。18番でも同じような距離のバーディーパットを決めました。どちらも入れないと優勝の可能性が消滅する重要なパットでしたが、しっかり間をつくり集中できていました。

 今季の野村さんはパットは良いのですが、ショットが本来の出来ではありませんでした。スイングの際の上半身と下半身のバランスが良くなかったように見えました。

 しかし今週は強風が吹いたので強振せず、バランスのいいスイングでボールを上手につかまえて球の高さ、スピンをコントロールしていました。

 インパクトが強くなるとスピン量が増えて風の影響を受けやすくなります。野村さんは腕の振りと体の回転を同調させて長いインパクトゾーンをつくり無駄なスピンを減らしていました。だから風の中でも強いのです。難しいコンディションの中でメジャー優勝経験者に競り勝ったことは、メジャー制覇に向けて大きな自信になるはずです。(プロゴルファー)

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