稀勢、懸念は調整遅れ 思い出される貴の長期休場

[ 2017年5月2日 05:30 ]

稀勢の里 初の「東の正横綱」

会見で笑顔を見せる稀勢の里
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 稀勢の里が「一日一日よくなってきている。しっかり初日に合わせていきたい」と出場に意欲を示す中、懸念されるのが調整遅れだ。第65代横綱・貴乃花が最後に東の正位に就いたのは、右膝半月板損傷の重傷を負いながら、22度目の優勝をつかんだ01年夏場所の翌場所。稀勢の里もケガを乗り越えて2度目の賜杯を抱いており、貴乃花の激闘が思い返される。

 貴乃花は最後の最高位から7場所連続休場となり、その後は優勝できず引退した。稀勢の里が痛めたのは左上腕部付近なだけに長期休場となる可能性は低いが、楽観はできない。3日の横綱審議委員会の稽古総見でも関取衆と稽古するのは難しい状況だ。上腕や大胸筋を現役時代に痛めた親方衆は「中途半端なまま相撲を取れば再発する。筋断裂すれば程度によって長引く」と話す。回復状況によっては、今後の相撲人生を左右しかねない場所となる。

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