敏京 PO6ホール目制し米3勝「メジャー近づいた」

[ 2017年5月2日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー テキサス・シュートアウト最終日 ( 2017年4月30日    米テキサス州アービング ラスコリナスCC=6441ヤード、パー71 )

米ツアー3勝目を挙げた野村(AP)
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 7時間20分、24ホールの激闘を制した。首位から出て76で回った野村敏京(24=フリー)は通算3アンダー、281で並んだクリスティ・カー(39=米国)とのプレーオフを制して米ツアー3勝目を挙げた。最終ラウンドは17番でダブルボギーを叩くなどリードを守りきれなかったが、プレーオフの6ホール目でバーディーを奪い勝負を決めた。昨年4月のスウィンギングスカート・クラシック以来の優勝で米ツアー3勝は日本人歴代単独4位となる。

 既に日が傾いていた。スタートから7時間20分。プレーオフは6ホールに及んだ。短いウイニングパットを沈めた野村は「幸せ。うれしい。一日が長かった。今日は24ホール回って疲れがたまった」と吐き出してから「おなかがすいているのでステーキを食べたい」と言って笑わせた。

 強風の中で前半は耐えたが、後半にスコアを落とした。折り返しで5打もあったリードはみるみる縮まった。17番パー3でアプローチを2度ミスして4オン1パットのダブルボギー。一つ前の組のカーに逆転を許した。

 しかし「まだ終わっていないので最後まで楽しもう」と自分に言い聞かせ、18番パー5で3・5メートルのバーディーパットを決めて首位に並んだ。「ダブルボギーの後のバーディーが大きかった」

 プレーオフは互いに攻めあぐねる展開。最後は「バーディーを取らないと終わらないと思って攻めた」と3Wで3・5メートルに2オン。「素晴らしい第2打だった」という会心のショットで通算19勝の強豪に引導を渡した。

 昨季は初優勝を含め2勝したが、今年は調子が上がらなかった。平均パット数は28・13でランキング2位。しかし平均飛距離247・67ヤード(96位)、フェアウエーキープ率72・77%(99位)、パーオン率62・15%(138位)とショットの成績が軒並み低迷した(成績は今大会を含む)。

 腰痛が一因だった。序盤戦から痛みを抱え1カ月前のANAインスピレーションで悪化。しかし前週の休みで改善した。次週は韓国で治療を受ける予定。タイトルを手に母の故郷に凱旋することになる。

 3人しかアンダーパーで終えられず、「コンディションはメジャーみたいだった」と振り返った大会で米ツアー3勝目。日本人女子4人目の快挙を果たした。「今季はメジャー優勝が目標なので、そこまでいけるようにしたい。メジャー(制覇)に近づいたと思う」と自信をにじませた。

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