元大関・栃東の玉ノ井親方が夏場所占う 稀勢は本場所までの2週間が鍵

[ 2017年5月2日 07:35 ]

スポニチ本社を訪れ河野社長(左)と握手をする玉ノ井親方
Photo By スポニチ

 3連覇を狙う稀勢の里と休場明けの白鵬の状態が注目される夏場所。今場所から本紙で評論を行う元大関・栃東の玉ノ井親方(40)が1日、東京都江東区のスポニチ本社を訪れ、展望を語った。

 稀勢の里は1カ月たってケガがどれだけ治っているか。左腕は横綱の相撲の軸。毎日、稽古場におりて運動はしているだろうが本格的な稽古はこれから。本場所まで2週間あるので間に合わせてくるとは思うが、しっかり稽古ができるかがポイントだろう。

 休場明けの白鵬は、巡業では普通の相撲が取れていた。体自体は落ちていない。ただ、一番良かった頃と比べると、鋭い立ち合いから一気に前に出る相撲ではなくなっている。立ち合いの「後の先」を意識するようになって以降相撲内容が変わった。相手も、横綱との対戦を何度も重ねることで、その相撲に慣れてこわごわ取るような感じが消え、思い切って当たっていくようになった。今は白鵬の1強ではなく横綱4人の4強時代。今場所の優勝争いも、4人を中心に回っていくだろう。

 三役陣の中では大関獲りがかかる高安に注目だ。終盤の10日目以降に取りこぼす傾向があるので、そこから千秋楽をどう乗り切っていくかが大関獲りの鍵になる。ただ、地力は付いてきているので、後は精神面だろう。先場所優勝争いした照ノ富士も体つきが戻ってきた。優勝経験もあるだけに今場所も4横綱を脅かす存在になるだろう。(元大関・栃東)

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