木戸 4位で最終日へ、高校時代の“なつかしの味”がスタミナ源

[ 2016年9月24日 18:30 ]

8番、バーディーパットを沈めた木戸愛は笑顔を見せながら申ジエとグータッチをかわす

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日

(9月24日 宮城県利府町 利府ゴルフ倶楽部=6551ヤード、パー72)
 女子ゴルフのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンは24日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部で第2ラウンドが行われ、ツアー2勝目を狙う木戸愛(26=ゼンリン)が69で回り通算7アンダーの4位で最終ラウンドに進出した。

 3位から出た木戸は1番で3メートル、2番で2メートルのパットを決めて連続バーディー発進。8番と13番はショットをピンに絡めてスコアを伸ばした。順位を落とし「もう少し伸ばせたら」と不満もなくはないが「1日を通して今日も良かったと自分でも思う。目の前の1打1打にベストを尽くそうと目標を立てて、今日もできた」と胸を張った。

 スタミナ源は“なつかしの味”だ。神奈川県出身ながら宮城県仙台市の東北高に進学して3年間寮生活を送った。当時食事は平日は寮で取り、週末は近くの飲食店「めしや丸治郎」に通った。

 今週、仙台市内に宿泊している木戸は開幕前日からその「めしや丸治郎」で夕食を取っている。「味は変わっていなかった。何でもおいしいけど、ホルモン定食が大好き。今週も食べた。ホッとする味。今日も験かつぎで行きます」ととびっきりの笑顔を見せた。

 今季は安定した成績を残しているが、あと一歩で優勝に届かない。7月には2週連続で首位発進しながら2位に終わった。高校時代の“勝負飯”でスタミナを付けて、第2の故郷で4年ぶりの優勝を目指す。

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2016年9月24日のニュース