豪栄道、九州場所は綱獲り 審判部長ら明言、理事長「起点できた」

[ 2016年9月24日 20:08 ]

<大相撲九月場所14日目>寄り切りで玉鷲を破った豪栄道はドヤ顔で仁王立ち

大相撲秋場所14日目

(9月24日 両国国技館)
 日本相撲協会で番付編成を担う審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)は大相撲秋場所14日目の24日、14戦全勝で初優勝を決めた大関豪栄道について、九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)が初の綱獲りとなる見解を示した。豪栄道は7月の名古屋場所を7勝8敗と負け越していた。

 二所ノ関部長は「優勝したから、そういう(綱獲りの)話題になるのは間違いない」と明言。千秋楽へ「もう1番勝ってほしい。全勝と14勝1敗では違う」と期待を寄せた。八角理事長(元横綱北勝海)も「(綱獲りの)起点ができた」と評価した。

 九州場所は、今場所全休の横綱白鵬の復帰が見込まれる。協会の諮問機関、横綱審議委員会の守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は「3人の横綱に勝って優勝したら(横綱昇進に)反対できない。(新横綱となる場所の)3場所前の成績は不問」と話した。

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