呉英彪「自分のプレーに集中」3人プレーオフ制し優勝

[ 2016年7月24日 05:30 ]

優勝した開志国際・呉(中央)と2位タイの代々木・中島(左)と千葉学芸・村上

スポニチ主催平成28年度関東高校ゴルフ選手権男子決勝大会最終日

(7月23日 栃木県大田原市 那須野ケ原カントリークラブ=6768ヤード、パー72)
 呉英彪(ご・えいひょう、新潟・開志国際3年)、村上拓海(千葉・千葉学芸2年)、中島啓太(東京・代々木1年)の3人が通算8アンダー、136で並び、昨年に続きプレーオフの結果、呉が3ホール目で優勝を決めた。なおシード選手を除く上位45人が8月7日開幕の全国高校選手権(山口・宇部72CC)に進出した。

 1番パー4を使ってのプレーオフ3ホール目、2メートルのバーディーパットを沈めて中島を振り切った呉は「相手は意識せず自分のプレーに集中しました。1、2ホールは粘ってパー。最後はバーディーで勝てて本当にうれしい」と笑顔を見せる。

 1メートル87、72キロの恵まれた体を生かし、プレーオフでも連発した300ヤードの飛距離が魅力。加えて「長いパットが入ってくれた」と、ゴルフがかみ合い2日連続の68をマークした。両親は中国人だが、自身は神奈川県生まれで中国語は話せないという。中学では全国大会を経験しているが、高校では初めてとあって「入賞となる8位以内」が目標だ。

 ▼2位・中島啓太 最終日は目標の66で回れ、プレーオフでも自分のミスはなかったので満足です。不調のドライバーを使わず、このスコアは自信につながります。全国大会ではしっかりと目標のスコアを決めて、優勝を目指します。(66で並ぶもプレーオフで涙)

 ▼2位・村上拓海 負けたのは悔しいですが、プレーオフに残れたので後悔はありません。2日ともショットはあまり良くなかったのですが、大事な場面でパットが入ってくれました。(プレーオフ1ホール目で脱落)

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2016年7月24日のニュース