上野不在のビックカメラ高崎「勝っていくしかない」浜村1失点完投

[ 2016年5月30日 05:30 ]

日本女子ソフトボールリーグ

(5月29日 愛知・刈谷、北海道・旭川の2会場)
 愛知・刈谷、北海道・旭川の2会場で6試合が行われた。ビックカメラ高崎は2-1でデンソーに競り勝ち、2敗をキープ。豊田自動織機は8回タイブレークをサヨナラで制し、地元で2連勝した。全勝のトヨタ自動車、1敗の太陽誘電はそれぞれ快勝した。

 ビックカメラ高崎は、昨年2連敗したデンソーを辛くも下し、2敗を守った。1-1の7回1死満塁から2番・糟谷が決勝の中犠飛。4回は1死満塁の好機を逃しており、気持ちを切らさず1失点完投した浜村の粘りも光った。「とにかく(負傷離脱中の)上野が帰ってくるまで、内容は度外視して勝っていくしかない」と宇津木麗華監督は決意を口にする。次節(6月4、5日)は関東圏での試合。リーグ戦200勝に王手をかけた右腕の登板に注目が集まるものの、指揮官は「あまり無理はさせたくない」と話すにとどめた。

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2016年5月30日のニュース