錦織、恨みの雨…ガスケ戦の敗因は「ボールが重くなったこと」

[ 2016年5月30日 04:50 ]

4回戦でガスケに敗れた錦織圭(AP)

 全仏オープンテニス第8日は29日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス4回戦で第5シードの錦織圭(26=日清食品)は第9シードのリシャール・ガスケ(29=フランス)に4―6、2―6、6―4、2―6で敗れた。

 ――4回戦止まり。

 ベスト4、決勝にいける可能性も感じていた。もったいないというか悔しいです。

 ――雨での中断後に何が変わった。

 一番はボールが重くなったことでウィナーが取れなくなった。ガスケのディフェンスも凄く良かったので、それが一番変わったところ。

 ――勝った対戦のようにバックのストレートでの展開もできなかった。

 やろうとしていたけど、ボールが重いのでクリーンに打てずに彼のリーチに入った。リターンももっと攻めようと思ったが全く入らなかった。

 ――センターコートでアウェーの雰囲気もあった。

 それはあまりない。雨が降ったのが一番。もう少し晴れていれば、もう少し早い展開ができた。そこの調整ができていなかった。

 ――今後に向けて。

 今日は自分の調子が悪かったのが一番の原因。相手もこの何試合かよりいいプレーをしていたが、焦ってしまってミスが多くなった。そういうのをなくしたい。芝ではなるべくいい結果を出すのみです。

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2016年5月30日のニュース