白鵬 歴代記録に意欲「いい足掛かりをつくりたい」

[ 2016年4月25日 17:31 ]

 大相撲夏場所(5月8日初日・両国国技館)で2場所連続37度目の優勝を目指す横綱白鵬が25日、新番付発表を受けて東京・両国国技館で取材に応じ、各種の歴代記録を引き合いに出しながら意欲を表明した。

 幕内勝利数では、史上1位記録である魁皇(現浅香山親方)の879勝にあと1勝。魁皇、千代の富士(現九重親方)に続く通算千勝には残り28勝で「早々と(879勝に)並んで伸び伸びと取り、名古屋場所での千勝に向けて、いい足掛かりをつくりたい。一つ一つ確実に目の前のことをやっていくだけ」と表情を引き締めた。

 2007年夏場所後に横綱へ昇進した白鵬。「夏場所が終われば横綱10年目になる。一つの目標でもあった」と意気込む。4場所ぶりに東の正位へ戻り「西から東に変わって(相撲が)変わったと言われないようにしないと」と明るく話した。

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