錦織、ナダルと“紙一重”も…V3夢散「多くのチャンス逃した」

[ 2016年4月25日 08:55 ]

決勝を終え、健闘をたたえ合うラファエル・ナダル(左)と錦織圭

 男子テニスのバルセロナ・オープン最終日は24日、バルセロナで行われ、第2シードの錦織圭(26=日清食品)はシングルス決勝で第1シードのラファエル・ナダル(29=スペイン)に4―6、5―7で惜敗し、大会3連覇を逃した。

 錦織は第1セットで4―5からのサービスゲームをブレークされて落とすと、第2セットでも勝負どころの5―6の第12ゲームでブレークを許して力尽きた。第1セット第7ゲームでは0―40でブレークチャンスを得たがミスを連発。両セットとも紙一重の展開ながらナダルの勝負強さに屈した形となり、「先にミスをしてしまったり、力んでしまったり。多くのチャンスを逃してしまった」と反省の弁。「大事なポイントをいくつか取れていれば、結果は違っていたかもしれない」とため息をついた。

 ナダルはクレーコートでの大会は49勝目。ギレルモ・ビラスの持つ史上最多記録に並んだ。

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