東京五輪エンブレムは「市松模様」A案に決定 最終候補4作品から選出

[ 2016年4月25日 14:48 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、東京都内でエンブレム委員会(委員長=宮田亮平文化庁長官)を開き、新たな大会公式エンブレムとして、最終候補4作品から「市松模様」が特徴的なA案を選出した。

 最終候補4作品のうち、共同通信のアンケートやネット検索大手ヤフーの意識調査では「輪」をデザインしたB案が1番人気で、「朝顔」をイメージしたD案が小差の2位だった。

 東京五輪公式サイトではA案を「歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に『市松模様(いちまつもよう)』として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いた。形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、『多様性と調和』のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した」と説明している。

 組織委が実施した意見募集では、インターネットとはがきで計4万1516件が寄せられ、エンブレム委員会の最終審査では、集まった意見を参考にソフトバンクの王貞治球団会長ら21人の委員が議論した上で投票し、A案を選出した。

 昨年7月に発表された佐野研二郎氏デザインの作品は盗用疑惑が拡大し、9月に前代未聞の白紙撤回となった。選考が閉鎖的だったと批判されたことから、今回は公募で1万4599作品を集め、最終決定前に候補作品を公開する異例の手続きを取った。

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