今井月、全体8位で準決へ 香生子は反省「前半から行かないと」

[ 2016年4月6日 11:58 ]

力強い泳ぎで女子200メートル個人メドレーの予選を突破した渡部香生子

競泳リオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権第3日

(4月6日 東京辰巳国際水泳場)
 女子200メートル個人メドレー予選でもフレッシュな若手が活きのいい泳ぎを見せた。愛知・豊川高校1年の今井月(るな)が2分14秒98の全体8位で楽々と夜の準決勝へ進出。夜にはさらにもう1レース、女子100メートル平泳ぎ決勝が待ち受けるタフな1日だが、「(個人メドレーの)準決勝は翌日の決勝に残ることだけを考え、100メートル(平泳ぎ)は準決勝の記録(1分7秒52)を上回りたい」と誓いを立てた。

 昨年の世界選手権でこの種目銀メダルの渡部香生子は2分13秒61の全体3位で通過。五輪切符への課題をバタフライと背泳ぎとし「派遣記録を切って2位以内に入るためにはもっと前半から行かないと」と修正点を上げた。400メートルで五輪切符をつかんだ清水咲子は2分13秒35で寺村美穂の2分12秒51に続く全体2位で準決勝へ進出。1種目で既に代表をつかんだことで「緊張感がほぐれてやっと自分らしさを取り戻せた」と、上昇カーブを感じ取っていた。

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2016年4月6日のニュース