16歳・長谷川涼香 全体2位で準決へ タイムに不満「2分10秒台で」

[ 2016年4月6日 11:39 ]

競泳リオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権第3日

(4月6日 東京辰巳国際水泳場)
 女子200メートルバタフライは伸び盛りの16歳・長谷川涼香(すずか、東京・淑徳巣鴨高2年)が2分11秒27の全体2位で準決勝へ進んだ。しかし、狙っていたタイムよりも下回り「2分10秒台で行きたかった。予定よりも遅かった。アップの時に不安があった」と苦笑い。前夜は100メートルバタフライの決勝に出場し、睡眠時間がうまく確保できなかったことが微妙に調整を狂わせたようだ。

 その100メートルでは五輪切符をつかめなかったが本命は200メートル。自己ベストの2分7秒89は五輪派遣標準記録の2分7秒82にあと0秒07に迫る。昨年の世界選手権優勝で既にこの種目の代表内定を得ている星奈津美に続く存在だ。

 ほどよい緊張感で臨めており「今までで一番緊張したのは中学2年の全中で、その時は吐きそうだった。その感じはない」と屈託のない笑顔を浮かべた。決勝は7日。6日夜の準決勝でタイムを上げ、五輪切符獲得の足がかりとする。

続きを表示

2016年4月6日のニュース