自転車リオ代表に中川ら　女子は塚越、トラック種目

　日本自転車競技連盟は６日、トラック種目のリオデジャネイロ五輪代表を発表し、男子はスプリントの中川誠一郎（３６）ケイリンの渡辺一成（３２）脇本雄太（２７）＝以上日本競輪選手会＝、オムニアムの窪木一茂（２６）＝ＮＩＰＰＯヴィーニファンティーニ＝、女子はオムニアムの塚越さくら（２４）＝Ｃｉｅｌ　Ｂｌｅｕ　鹿屋＝が選ばれた。

　中川は２０１２年のロンドン五輪から２大会連続、渡辺は０８年の北京五輪から３大会連続の出場となる。脇本、窪木、塚越は初。中川は「前回は全力を出せなかった悔いがある。次こそは出せるように」と抱負。塚越は「いい走りが見せられるように一生懸命頑張る」と意気込んだ。

　▼脇本雄太の話　初めての五輪に出られることができて光栄。世界選手権でいい成績を収められたので、次こそはメダルを目指したい。瞬発力を強化していきたい。

　▼窪木一茂の話　期待に応えなければいけないという気持ちでいっぱい。僕が活躍することで（出身地の）福島の皆さんに勇気を与えられると思うので頑張りたい。